お知らせ
2024.01.25
本日発表された新株式及び第22回新株予約権の発行決議に伴う当社財務状況への影響
当社は本日、第三者割当による新株式及び第22回新株予約権による資金調達を発表致しました。
まず、第三者割当による新株式及び第22回新株予約権の発行に伴い、約21.6億円の資金が確保されます。これにより、当社の重要な経営課題の一つでありました、本年7月に償還期限を迎える転換社債40億円の償還資金をすべて確保することができます。これにより、上記転換社債の転換が進まない場合であっても、当社の有利子負債が大幅に減少します。
さらに第22回新株予約権がすべて当社の行使価額で行使された場合、上記資金に加え、約28.1億円の資金が確保されます。
また、本調達に伴い2023年7月19日に発行を決議しました第21回新株予約権の行使価額(1株当たり340円)が現在の株価に近い価格へ調整され、行使されやすくなるため、さらに追加で成長の元となる資金の確保が期待されます。
引き続き、ヘリオス本体の株式希薄化を伴なわない子会社ファイナンスや、助成金を用いた研究開発を進めてまいりますが、事業進捗と共に株価が上昇した際には、新株予約権の行使により得られる資金を活用し、世界中の難治性疾患に対して治癒と希望を届けてまいります。
代表執行役社長CEO 鍵本 忠尚
今回調達資金の使途(概算)
具体的な資金使途 | 新株式及び新株予約権の発行 | 新株予約権の行使 | 支出予定時期 |
HLCM051の開発資金 | - | 5億円 | 2024年2月~2027年12月まで |
eNK細胞(R)及び次世代eNK(R)細胞の研究開発資金 | - | 5億円 | 2025年9月~2027年12月まで |
社債の償還資金 | 18.5億円 | - | 2024年2月~2024年7月まで |
運営資金 | 約3.1億円 | 約18.1億円 | 2025年1月~2027年12月まで |
合計 | 約21.6億円 | 約28.1億円 |
前回(第21回)新株予約権の行使価額調整による調達資金(計算式)
=10,879,400株(行使に伴い交付される株式数に変更はありません)×新たに設定される行使価額